「根が張る素材……?」としばし違和感。
どうやら「値」と書きたくて「根」になってしまったようです。
偶然にも、「値」も「根」も「張る」ものなんですね。
ちなみに先日、入籍したばかりの友人の新居に遊びに行ったのですが、奮発して購入したらしい立派なソファーがリビングに鎮座しており、
その値の張る座り心地に、私も思わず尻に根が張ったように長居してしまいました。
「根が張る素材」って、こういうことか。
一口に“根”とはいえ。
さてさて、そんなこんなで2020年も1カ月経過。
新年と足並みを揃えることはできませんでしたが、本日より今年最初の新メニュー「にんじんのおじや」&「にんじん・かぶのおじや」が販売開始となりました。
「にんじん」と「かぶ」。
色もかたちも味も違うふたつの「根」が、反発せずに、仲良く調和しています。
実はこのにんじんとかぶ、同じ根菜類でありながら、厳密には食べている部分が違います。
にんじんの可食部は、ほとんどが「根」。
対して、かぶの可食部は「胚軸(はいじく)」という、根と茎の間にある組織。
畑にいる時の様子を見てみても、にんじんは茎より下が丸ごと埋まっているのに対し、かぶはポコポコと地表に白い顔が出てきています。
かぶはすぐに煮崩れるけど、にんじんはけっこう煮込むのに時間がかかる。
そんな両者の特性の違いも、もともとが違う部分だからだと考えると納得ですね。
(ちなみに大根は、可食部の上のほうが胚軸、下のほうが根というミックス構造)
今冬の野菜の動向。
今年は暖冬で、例年に比べて野菜の収穫がかなり前倒しになる農家さんが続出。
はたけのみかたにも連日バンバン野菜が届くので、いきなりロケットスタートな年明けとなりました。
やっぱり冬は適度に寒くなってもらわないとなあ……とぼやいてみる次第です。
先ほどのカブの写真を撮らせていただいたのは、「ふぁーむ陽光」の秋山さん。
たぶん、今のはたけのみかたの契約農家さんで最年長(しっかり数えてませんが)。
いつまでも慌ただしい農業という仕事。
それはそれで、他にはない楽しみがあるのかもしれません。
最後にですが、このメニューから商品ラベルのデザインを微妙に変更いたしました。
「5カ月~」の商品はアレンジ次第でずっと長く召し上がっていただけますので、それを踏まえての修正です。
しばらく新旧ラベルが混在する可能性がございますが、中身に違いはございませんので安心してお召し上がりくださいませ。
(当面、新ラベルは取扱店様のほうに多く向かいます)
そんな新メニューのmanmaたちですが、すでにオンラインストアに入荷済みです。
是非お買い求めくださいませ!
【はたけのみかたオンラインストア】
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